| 大朏 |
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以前社長から「ジュニアデパート」という言葉を伺ったことがあるけれど、この「ビバシティ彦根」は「ジュニア」じゃないですねえ。滋賀県最大のショッピング・アミューズメントというキャッチフレーズ通り、素晴らしい。 |
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| 夏原 |
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今回の店舗作りでは、「本当のジュニアデパートとはどんなものなのか」をもう一度考え直そうということをテーマに挙げました。他の店もグレードアップしていますから、差別化がしづらくなっているんですね。 |
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| 大朏 |
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定義をもう一回決め直そうと。 |
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| 夏原 |
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ええ。買わなくても歩いているだけで楽しい。休憩所でお茶を飲みながら、またウィンドーショッピングをする。それで、「買わなくても今日はなにか楽しかったね」というのが、デパートの良さだろうと思うんです。そういう思いを表現するために、今回は柱回りや壁面などに色々なディスプレイをする場所を設けまして、マーチャンダイジンクと言っていますが、「母の日のプレゼント」や「今年のファッション」といったものを目で訴える場所を随分作ったんですね。そうすると、お客様は買い物が目的でなくてもうろうろ歩けるわけです。 |
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| 大朏 |
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徘徊しているかのようにね。 |
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| 夏原 |
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- それが逆に「一回行っておかないと話題に遅れる」という話になりましてね。
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| 大朏 |
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そりゃ、これだけのものになったらそうでしょう。これじゃあ、彦根に進出したダイエーさんも大変だ。楽しさが違うんだもの。 |
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| 夏原 |
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これからの流通業は、どう差別化するかが問題です。とにかく安さに訴えるところと、もう一方で、買い物だって楽しさがいるんだという二つ方向がありますね。ダイエーさんの場合は安く売ることを鮮明にされてますから。うちは買い物されているお客様が、ニコニコされて、こちらも嬉しくなるような店にしたかった。 |
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| 大朏 |
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お客さんを見ていても、非常に穏やかな顔をしておられるという感じを受けました。みんな安物屋さんに行く時には目の色変えて、家を出てくる時からチェックしてますよ。今まで忘れてきたものを思い出させてくれる様な感じがしましたね。 |
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| 夏原 |
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やはり私たちは、百貨店の良さというのをローカルで提供するのが役目だと思うんです。そして、百貨店にはないもう一つの良さが複合化です。土地の高い所ではできないことも、ここなら余裕がありますから、プールやアミューズメントや映画といった施設を展開することもできます。駐車場は無料ですし、ホームセンターには日常的なものもちゃんとある。実は、この秋には「トイザ〃ら〃ス」もできるんです。 |
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| 大朏 |
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なるほど。お互いに集客するということですね。 |
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| 夏原 |
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もう一つ、社員に自信というか、プライドが出てきたことも大きいですね。家族や友人に「びっくりしたなあ、大きくてきれいな店で」と言われるでしよう。 |
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| 大朏 |
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そりゃ嬉しいですよ。「お前すごい会社勤めてるなあ」ってね。挨拶がてらお客さんも多いんじゃありませんか。 |
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| 夏原 |
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多分、全国から業者の人が見学に来ているでしょう。そうすると会社のイメージも上がりますし、社員のプライドも上がりますね。 |
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| 大朏 |
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レストラン関係が11時までというのは、近所の人は嬉しいと思いますよ。立派なデートスポットにもなりますしね。例えば六本木の一角を全部持ってきたような感じを出しておられるからでしょう。 |
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| 夏原 |
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今若い人達の間では、ここに来ることが「ビバる」という流行語になっているんです。「今日ビバろうか」といった具合に---こういうことは企画してもできるわけではないですから、自然に話題になるというのは非常に嬉しいことです。 |
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| 大朏 |
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周りに大きなピカピカのビルがあるわけじやないから、余計に目立つでしょうね。 |
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| 夏原 |
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残念ながら本部が邪魔になってきたんですよ。 |
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| 大朏 |
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こんな無粋なものはない方がいいと。 |
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| 夏原 |
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当初から心配をしていたんですが、本部を移すには、コンピューターラインも張っていますから随分費用がかかるんですよ。それで我慢をしたんですが、よく「本部がなかったらもっといいんですがね」と言われましてね。ですが、「こんな立派な建物だから高く売るのではないかと思いましたが、本部を見て安心しました」と、本部にお金をかけていないことで、その精神が分かるという人もおりまして。ホッとしました。 |